「サッカーの試合は代表戦と海外リーグだけで、Jリーグは見ない」
「サッカーはプレー専門で試合をそもそも見ない」
「Jリーグに興味あるけど未経験で楽しみ方がわからない」
Jリーグに対して、このように思っている方は多いのではないでしょうか。
本記事ではJリーグサポーターである筆者が、Jリーグの魅力や楽しみ方について解説していきます。
本記事を読むことで、Jリーグに熱中する理由や、楽しみ方について知ることができます。
Jリーグとは
はじめに、Jリーグの歴史について解説していきます。
Jリーグは約30年前、1993年に開幕した日本初のプロサッカーリーグです。
開幕当時、初年度の入場者数は400万人ほどでしたが、直近の2024年には約3倍の1250万人まで増加しています。
当初は10クラブでのスタートでしたが年々クラブ数が増加し、現在は総勢60クラブが3部リーグ構成で分けられています。
Jリーグ開幕以来、有名プレーヤーの誕生や、地域密着型のクラブの発足などにより、現在の日本サッカーの人気につながっているのです。
Jリーグの魅力を紹介
ここからは、Jリーグの魅力について解説していきます。
試合が魅力的なのはもちろんのこと、Jリーグの特徴やスタジアムでの取り組みなど、Jリーグを好きになるきっかけが多くあります。
順番に魅力をあげていくので、これからJリーグを見始める人はぜひ参考にしてください。
未来の日本代表を見ることができる
はじめの魅力は、未来の日本代表をJリーグで見れることです。
現在のサッカー日本代表は、海外のクラブでプレーしている選手がほとんどで、彼らの多くは、過去にJリーグでプレーしていました。
そのため、現在は日本でプレーしている若手選手も、将来は海外クラブへ移籍し、日本代表としてプレーする姿を見ることができるかもしれません。
筆者も経験がありますが、目の前でプレーしていた選手が、日本代表戦で出場する姿を見れたときは、とても感慨深い気持ちになります。
世界的に有名な外国人選手、元日本代表を見ることができる
次の魅力は、世界的に有名な外国人選手、元日本代表選手を見れることです。
これまで、元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ選手やフェルナンド・トーレス選手など、世界的に実績や実力のある有名選手がJリーグでプレーしてきました。
さらに、香川真司選手や長友佑都選手など海外でプレーし、過去のワールドカップで活躍していた選手も、Jリーグに復帰することが多いです。
このように、みなさんが子どものころに憧れていた、海外クラブでプレーしていた選手たちを、Jリーグで見れる日がくるかもしれません。
優勝チームの予想が毎年難しい
Jリーグは実力差が拮抗しており、優勝チームの予想が難しいことも魅力の一つです。
海外のサッカーリーグでは実力差がはっきりしている場合があります。
特徴的なのはドイツのブンデスリーガで、強豪のバイエルンというクラブが現在11連覇中です。
それに対してJリーグでは、鹿島アントラーズというクラブが唯一3連覇を達成しており、2連覇を達成したクラブも過去6チームしかありません。
このように実力差が拮抗しているからこそ、熱中して応援することができます。
子どもや女性も楽しめるスタジアム内のイベントが豊富
サッカーは男性が熱中するスポーツというイメージがあるかもしれません。
しかし、近年のJリーグでは子どもや女性でも楽しめるイベントが多くあります。
例えば、今まで次のようなイベントが開催されてきました。
- 牛の乳しぼり体験など、動物とのふれあうイベントを実施（川崎フロンターレ）
- 月刊少年誌のコロコロコミックとコラボし、スタジアム内でスタンプラリーを開催（鹿島アントラーズ）
- 開始前に応援メイクをスタジアム内で実施（名古屋グランパスエイト）
老若男女問わず多くの人が楽しめるイベントが豊富なのも、Jリーグの魅力の一つです。
スタジアムグルメが充実
スタジアムで観戦するときに欠かせないのがスタジアムグルメ、通称スタグルです。
スタグルはただの食事ではなく、地元の名産品を使った料理やコラボメニューなど、その場でしか食べることができない特別感があります。
例えば、クラブのマスコットキャラクターをイメージしたスイーツは、味も見た目も楽しめるのでおすすめです。
相手クラブのスタジアムでの試合で地方に遠征したときには、その土地ならではの料理を楽しむことができ、さまざまな地方の名産品を知る機会にもなります。
それぞれのクラブ特有のスタグルを片手に観る試合は、より格別なものになるでしょう。
地域密着でチームをより身近に感じることができる
あまり知られていないかもしれませんが、Jリーグは地域密着を掲げて活動しているクラブが多いのも魅力といえます。
例えば、次のような地域活動をしています。
- 地域イベントへの参加
- 学校訪問による地域の小学生と交流
- 震災の被災地への募金活動、被災地の方を試合に招待
それぞれのクラブが地域に根付いた存在になれるよう努力を続けています。
地域の人が選手と直接触れ合うと、選手の人となりを感じることができるでしょう。そのときに感じた気持ちが、より地元のクラブを応援する思いにつながります。
Jリーグの試合を楽しめる場所
ここまではJリーグの歴史や魅力について解説してきました。すでにJリーグに興味を持ち始めた方もいるかもしれません。
最後にJリーグの試合を楽しめる場所を紹介していきます。
みなさんの中には、スタジアムに行かないと試合を楽しむことができないと考えている人が多いのではないでしょうか。
しかし、実際はスタジアム以外にも楽しめる場所があります。それぞれの特徴や楽しみ方が異なるため、みなさんに合った楽しみ方を見つけていきましょう。
スタジアム
一番はじめに挙げられるのは、やはりスタジアムでの観戦です。
スタジアムは一体となった応援やスタジアムグルメ、イベントなど、Jリーグの試合をもっとも楽しめる空間といえます。
また、テレビや配信では伝わりきらないスピード感、迫力を味わえるのも特徴です。
筆者もできる限り直接スタジアムで観戦するようにしています。
試合前、最寄り駅からユニフォームを着ているサポーターも多く、スタジアムに向かう道中から雰囲気を楽しむことができるのでおすすめです。
スポーツバー、居酒屋
スポーツバーや居酒屋など、リアルタイムでJリーグの試合を配信しているお店があります。
相手クラブのスタジアムでの試合のとき、直接スタジアムで試合を見るのが難しいので利用する人が多いです。
スタジアム同様、お店全体で一体となって試合を楽しむことができます。
また、スタジアムで観戦するのはハードルが高いと感じる人にとっても、気軽に試合を楽しむことができるのが特徴です。
Jリーグに興味を持ちはじめた人や、サッカー未経験の友人と楽しみたいときにぜひ利用してみてください。
自宅、友人宅
スタジアムやお店などの独特な雰囲気が苦手と感じる人もいるかもしれません。そのような人におすすめなのが、自宅や友人の家で配信を見る方法です。
自宅や友人の家であれば、気の知れたメンバーとリラックスした状態で試合を観ることができます。
また、スタジアムでは聞くことのできない実況や解説を楽しめるのも醍醐味の一つです。
Jリーグは基本的にDAZNという配信コンテンツで配信しています。
月額、年額での支払いが必要なため、興味を持ち出した人には手を出しにくいかもしれません。
その場合はABEMAという配信コンテンツであれば、無料でJリーグの試合を配信している場合もあるので、気になる人はぜひチェックしてください。
まとめ
本記事ではJリーグの魅力や、試合を楽しめる場所について解説してきました。
ここまで読んだみなさんは、Jリーグに熱中している自分の姿がイメージしやすくなったのではないでしょうか。
Jリーグの楽しみ方は人それぞれで、正解はありません。
本記事を参考に、みなさんなりの楽しみ方を見つけてもらえると嬉しいです。
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